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  • 執筆者の写真姿勢矯正士 井上拓也

Q. なぜO脚になるのですか?足が太く見えてしまうのでO脚矯正をしたい



脚の歪みというとO脚が第一に考えられるのではないでしょうか。



O脚といってもいろいろな種類があり、股関節が内外どちらに歪んでいるのか、膝下の骨が内外どちらに歪んでいるのかによって異なり、またその対処法も異なってくるのです。



O脚の方でもっとも大きな特徴は、外腿や前腿が張ってきてしまう事です。


外腿や前腿が張って固まってきてしまうと美容面で見ても足が太く見えてしまったり、お尻がたるみやすくなってしまったりとあまり良いことがありません。



腿の筋肉が硬く張ってしまうというのはそれだけ使い過ぎてしまっているという事です。



O脚が進行してくると股関節の機能が低下し、代わりに膝関節の機能ばかりで日常動作を行おうとするのです。



結果、膝関節に関わる前腿や外腿の筋肉を過剰に使う事になりパンパンに張ってしまうのですね。




一方股関節に関わる筋肉はお尻の筋肉です。


股関節の機能は低下してしまっているのでなかなかお尻の筋肉は過不足なく使われる事が難しくなります。



筋肉は使われないと機能が退化していく特性があるので、関節動作の機能不全は対象となる筋肉部位の機能の退化にもつながるのです。



美容的に考えるとたるんだり、脂肪がつきやすくなったり、太く見えてしまったりするのです。




そしてO脚で考えなければならないもう一つの要素が足裏の骨の歪みです。


人は生活するうえで必ず着地をし続けて生活しています。



立ち姿勢、歩き姿勢



これらの姿勢をとるたびに歪んだ土台で着地をしていると歪んだ着地の衝撃が柱である脚の骨に伝わってO脚を進行させるのです

例えば、足裏の骨の歪みによって、常に重心が外側に寄り過ぎてしまっている人は、常に小指側から着地をするので外側着地の負荷が脚の骨にも伝わり、骨の周りの筋肉も外側ばかりを異常に緊張させるのでよりO脚が進行してしまうといった具合です。




O脚を根本から改善していく為の考え方は、


まず歪んでしまった姿勢を改善させる事、

そして機能が低下してしまった関節動作や筋肉の機能を元に取り戻してあげる事、

最後にセルフケアエクササイズを実施していただき改善した姿勢を定着させていただく


事の3点となります。


美容面、機能面でともに美しく健康的な姿勢を作っていく事は、痛みの発症を根源から防ぐことにもつながるのですね。




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