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  • 執筆者の写真姿勢矯正士 井上拓也

Q. 自律神経が乱れ心が不調を感じます。日常生活や仕事にも支障が出て来ている状況です

更新日:2022年1月26日



心のストレスや痛みというのは近年になって社会的に認知がなされ、ようやく心の苦しみに対して見なおされるようになってきました。



しかし、身体をケガした、何らかの疾病に罹患した等、明確に分かるものでないのでまだまだ軽く扱われる事も多いのが実情ではないでしょうか。





心のストレスというのは体の不調に明確に相関関係にあります。



人はストレスを受けるとノルアドレナリンという神経伝達物質を分泌します。



これには不安、怒り、緊張、興奮といった症状をもたらし自律神経のうち活動時に働く交感神経を昂進させる作用があります。



交感神経には筋肉の緊張含を促進させる作用もある為、常にストレスを受け続ける環境はノルアドレナリンを常に分泌させ続け筋肉の過剰な緊張をもたらすのです。





つまり内面にある心の不安や緊張は、外面にある筋肉の緊張をももたらしてしまうという事です。



ここで筋肉のコリやハリだけを改善させたとしても、内面の不調が改善されていない状態であれば、またノルアドレナリンストレスによって筋肉の過剰な緊張がもたらされてしまうのです。





自律神経が乱れる原因は主にストレスなのですが、これは不良姿勢によってももたらされます。


逆説的に、今度は姿勢の歪みによって筋肉が過剰に緊張し、それによって自律神経が乱れてしまうという事もあるのです。





慢性的な筋肉のコリ、精神面の不調を改善していくにはそれぞれ別の専門的なアプローチが必要となってきます。



姿勢矯正によって不良姿勢を改善させ筋肉の慢性的な痛みやコリを改善させ、自律神経調整整体術によって脳内神経伝達物質の乱れを整え精神面の安定をさせていく。



もちろんこれにプラスし日常生活での適度な運動、バランスの取れた栄養、十分な睡眠が必要不可欠です。





心身の不調を感じた際には自律神経の乱れを一度検討してみるのも、根本改善の糸口となるのではないでしょうか。





*当院の心理療法ではアドラー心理学とコーチングを用いて患者様の自己肯定感、自己効力感を高めるカウンセリングを行い、その後セロトニンの分泌量を高める自律神経調整整体術を行います。




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